ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『ルイージマンション2 HD』ちょっぴり臆病なルイージと一緒に、オバケが住むマンションを探索するホラーアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、ちょっぴり臆病なルイージと一緒に、オバケが住むマンションを探索するホラーアクションゲーム『ルイージマンション2 HD』のレビューをさせていただきます。

 

本作は2013年に3DSで発売されたルイージマンション2をHD化したもので、グラフィックの向上はもちろんのこと、携帯ゲームではなく据え置きゲームとして遊べるようになり、かなり遊びやすくなっていました。

 

僕は3DS版をプレイしたことがないので、本作で初めてルイージマンション2をプレイさせていただきました。

 

そんなルイージマンション2 HDを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

マリオやルイージのゲームが好きの方、ちょっぴり怖いホラーが好きな方、アクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • 前作に比べホラー感が薄くなっている

  • 謎解きパズルアクションゲームになっている

  • 博士が鬱陶しいくて没入感が削がれる

 

作品紹介

作品紹介
製品名 ルイージマンション2 HD
ハード Switch
ジャンル ホラーアクション
発売元 任天堂
開発元 任天堂
発売日 2024年6月27日
総プレイ時間 15時間

 

プレイ後の感想

前作と比べるとホラー感が薄く、どちらかと言えば探索と謎解きがメインになっていたけど、これはこれで面白く楽しくプレイすることができました

 

本作の世界観をご紹介すると、

「不思議な力を持ったダークムーンが夜空に浮かぶオバ渓谷。
オバケの研究家オヤ・マー博士は、明るく陽気なオバケたちと仲良く暮らしていました。


しかしあるとき、そこへ忍び寄るキングテレサがダークムーンをバラバラに壊してしまったのです。
するとオバ渓谷に怪しげな霧が立ちこめ、オバケたちが突如暴れだしてしまいました。

 

オヤ・マー博士から無理やり呼び出されたルイージは、散り散りになったダークムーンのカケラを集めるため、オバ渓谷の調査へと繰り出すことになります。
果たしてルイージはオバ渓谷の平和を取り戻すことが出来るのか⁉」

 

というストーリーなんですよね。

 

本作は元々2013年3月20日に3DSで発売されたルイージマンション2をHD化した移植版となっており、グラフィックや操作性が向上し、より遊びやすくなっているんですよ。

 

正直プレイする前は3DS版の評価を知っていたので色々と不安だったのですが、実際にプレイしてみると想像以上に面白く、ビックリするほどどハマりした最高に面白いゲームでした。

まず、冒頭で少しお話しさせていただいたのですが、ホラー感は前作よりも薄くなっていて、ドキドキするような場面は少なくなっているものの、全体的に探索と謎解きがメインになっていて、ラストは結構頭を悩まされました。

 

僕が元々謎解きが苦手ということもあるのですが、結構本格的に迷うんですよ。

次何処へ行ったらいいのか分からなくなるし、分かったところで謎が解けないなんてことが、ちらほらありました。

 

ステージはそれほど広くなくどちらかと言えば狭いのに迷うんですね

そんな僕でもクリアできたのは、ミニマップや全体マップが次の行き先を表示させてくれているので、どうしようもなくなった場合マップを見れば結構解決するんですよね。

 

ただ、マップばかり見過ぎてしまうと作業感が出てしまうので、本当に困った時にだけ見ていました。

 

ミニマップに関しては非表示にしていました

 

謎解きに関しては、初めのステージで解いた謎の応用が後半ステージで出てくるといった感じだったので、序盤のステージで何をやったのかをしっかり頭に入れておけば、それほど苦戦することはないのですが、僕のようにすぐ忘れちゃう人はちょっと難しいかもしれませんね。

 

また、オバケについてですが、色々な種類のオバケが登場します。

武器を持ったオバケミイラに憑依して襲ってくるオバケなど、結構アグレッシブなオバケが多かったです。

 

そんなオバケを一体一体やっつけるのではなく、同時に4匹吸い込んだ時の爽快感はマジで気持ちよかった。

 

また、前作はマンションのみを冒険していたのですが、本作では様々な場所に訪れ、その場所に合った謎解きやオバケが登場するので、ステージが進むほどワクワクするんですよね。

 

次はどんなオバケに出会えるのかちょっと楽しみになっていました

 

ただ、残念なことに不満点もちらほらありましたね。

先ほども言ったように前作に比べホラー感が薄くなっているんですよ。

 

前作はバイオハザード1に登場する洋館のような不気味な雰囲気と薄暗い部屋がいかにもホラー感があるのに比べ、本作はそういった不気味さがあまり感じられず、ホラーゲームというよりも謎解きアクションゲームに近いものを感じました。

 

また、オバケも前作同様に数多い種類が登場するのですが、前作のオバケは特性というものがあり、属性攻撃でしか倒せないオバケやルイージにまとわりついてくるオバケなどが居たのですが、本作はそういった特性のあるオバケがほとんどいなかった。

見た目が違うだけで倒し方はほとんど一緒。

テレサに関しても他のオバケと比べて強いというわでもないし、倒し方も基本的には同じなんですよね。

 

そして、前作と一番違うところと言えばミッション形式でステージを冒険するということ。

本作では博士にミッションが与えられ、それを目標としてステージを攻略していきます。

目標を達成したら強制的に拠点へ戻されるという仕組みなので、自由に探索ができるようであまりできない。

 

しかも、初めからステージの全てを探索できるというわけではなく、ミッションごとに探索ができる場所も制限されてしまうので、前作のような感覚でプレイすると物足りなさを感じるといいますか、別ゲーとまで思ってしまうユーザーも多いかと思います。

 

しかし、これにも利点はあって、僕のように謎解きが苦手な人にとってはありがいこともあります。

 

探索できる場所が制限されるということは、謎解きの難易度も下がるからです。

初めから全ての場所へ行けるようになってしまうと、広くなってそれこそ目的地を見失ってしまいますからね。

 

なので、このシステムは人を選ぶと思いました。

多分、ミッション形式だから故にホラー感が薄まっているのもあるかもしれませんね。

 

なので、今作はホラーゲームではなく謎解きアクションゲームと思った方がよさそうです。

 

よかった所

深まる探索

今作は前作と違いミッション形式でゲームが進むようになっており、一定のクリア条件を満たすと強制的に拠点に戻される仕様になっています。

 

プレイ後の感想でもご紹介したようにこのシステムをどう捉えるかによって評価が変わってくると思うのですが、そんなミッション形式でも続編ということもあり、謎解きやギミックは前作に比べパワーアップしているように感じました。

 

より探索する必要がありますし、しっかりと色々な物を見て頭で考えないと解けないような謎も多くあり、探索に深みが増していると思いました。

 

テレサ探しも簡単のようで意外と難しく、ひとつひとつ丁寧に探索しないと見逃してしまうほどなんですよね。

 

ちょっぴりホラー要素もありますが、探索と謎解きが好きなユーザーは楽しくプレイできるのでおすすめです。

 

気になった所

博士が鬱陶しい

正直僕は結構鬱陶しいと思ってしまった博士。

 

謎を解くたび、エリア移動するたび、いちいちアラームを鳴らして色々助言してくるんだけど、あれは要らないかな。

 

OFFにできるものならすぐに切りたいと思った。

子供向けにはベストな仕様なのかもしれないが、没入感が削がれてしまうんですよね。

例えばヒントを見る時に博士からの助言として聴けるような仕様にしてほしかった。

 

収集アイテムが面倒くさい

本作では各エリアに宝石とテレサが隠されており、全てのテレサを集めると隠しステージをプレイすることができるのですが、テレサを集めるのがマジで面倒でした。

 

というのも、一度クリアしたステージへ再び行きテレサを探して回収するまで、同じイベントや同じ謎解きをさせられるんですよね。

 

これがステージによっては、長かったりそもそもギミックが面倒くさいものが多かったりと、テレサだけ集めたいのに同じことを繰り返しさせられるのがちょっとね。

 

一度クリアしたステージは探索のみさせてくれればテレサも宝石も探す気になれたんだけどね。

 

まとめ:ルイージマンション2 HD

本作はリメイクではなくHD版ということもあり、少し不満点もありましたが、でもやっぱり任天堂、全体を通して評価すれば非常に面白かった作品でした。

 

3DS版をプレイしたことがあるユーザーにも是非遊んでほしいと思えるほどおすすめできる作品です。