ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Kaze and the Wild Masks(カゼ アンド ザ ワイルド マスク)』ドンキーコングをリスペクトした昔懐かしいドット絵の横スクロールアクション!【評価・感想】

f:id:kennzya:20211028213409j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、90年代を思い出させてくれる懐かしいドット絵で表現された2D横スクロールアクション『Kaze and the Wild Masks』のレビュー記事です。

 

どことなく懐かしく感じる本作は、ドンキーコングをリスペクトしてるのかな?と思えるほど、予想通りめちゃくちゃ面白かったし、ほぼ『スーパードンキーコング』を遊んでいるかのような感覚になりましたね。

 

そんなKaze and the Wild Masksを最後までプレイしたプレイ後の感想とともにと『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

レトロゲームが好きの方、ドット絵のゲームが好きな方、2D横スクロールアクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • 90年代のドット絵2D横スクロールアクションゲームを彷彿させる

  • 難易度が丁度良く、難しいステージもある

  • ボリュームが少なくクリアするだけなら1日あれば終わる

 

作品紹介

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こちらのゲームは90年代の横スクロールアクションゲームを彷彿させるレトロな雰囲気のゲームで、ストーリーは『邪悪な敵に友達がさらわれてしまい、友達を救うべく特殊能力を持った特別なマスクを身に着け冒険に出る』といったよくあるストーリー。

作品紹介
製品名 Kaze and the Wild Masks
ハード PlayStation4Nintendo Switch
ジャンル 横スクロールアクション
発売元 Soedesco
開発元 PixelHive、Soedesco
発売日 2021年3月26日

 

プレイ後の感想

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懐かしい気持ちで童心に戻って遊べた作品でした

 

ゲーム全体は面白く、キャラクターデザインも可愛くて子供でも気軽に遊べるような設定になっていた半面、大人がやると物足りなさを感じてしまう内容になっていました。

 

インディーゲームなので、正直あまり期待はしていなかったのですが、ゲーム自体は面白く純粋な2D横スクロールアクションでした。

 

ただ、ギミックがあまりなく、ただステージを進んでいるだけと感じてしまった。

 

こういったゲームだとスーパードンキーコングだったり風のクロノアだったり、そういう作品とどうしても僕は比べてしまうのですが、そういった作品と比べた時に物足りなさを感じてしまいましたね。

 

ステージは全40ステージと少なく、ステージ構成も短いため、すぐ終わってしまう

 

タイトルにもあるように『マスク』を着けることによって特殊能力が使えるようになるのですが、マスクが限定的で使えるステージが決まっているため、ここでも物足りなさを感じてしまった。

 

例えば、『マスクは装備品として入手できるようにして、ステージでは色々なギミックが用意されていて、マスクを都度付け替えながらギミックをクリアしていく』というようなステージ構成だと、また違った楽しさがあったのではないかなー?と思いましたね。

 

ストーリーは分かりやすい友達を助けに行く系のやつですが、ムービーがほとんどないので、ストーリーは正直あって無いようなものでした。

 

スーファミ時代ならこれでもいいだろうが、PS4やSwitchのゲームとしては全体的にボリューム不足が感じられました。

 

ただ、面白くない!ということではなく、ゲームとしては面白いので、昔ながらの2D横スクアクションが好きな人には一度遊んでみてほしい作品です。

 

よかった所

懐かしさを感じる2D横スクロール

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僕はスーパーファミコン世代なのでめちゃくちゃ懐かしく感じながら楽しく遊べました。

 

主人公であるウサギの『KaZe』はどことなく、『風のクロノア』っぽいキャラクターデザインですし、ステージ構成や敵キャラクターはどことなく『スーパードンキーコング』を思い出させてくれました。

 

ただ、ステージの長さがドンキーコングに比べて短かったり、面白いギミックがあまりなかったので少し残念ではありますが、懐かしい気持ちになりたい方にはオススメです。

 

やりこみ要素が豊富

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ただクリアするだけなら1日あれば余裕で終わってしまいますが、各ステージ毎には『KAZEと書かれた4枚のプレートを集めたり』、ボーナスステージが2つ用意されており、どちらもクリアすると『クリスタル』が回収できたり、ステージ内に散りばめられた『クリスタルの欠片を100個集めたり』と、昔ながらの収集アイテムがしっかりと用意されていました。

 

また、一度クリアステージではタイムアタックができるようになり、オンラインに繋げれば世界中の人とタイムを競うこともできます。

 

難易度が丁度いい

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スーパードンキーコングシリーズって子供が遊ぶには意外と難しいステージが多く、あまりの難しさに進めなくなるということがありますが、本作はドンキーコングよりかは簡単でした。

 

もちろん難しいステージも多いのですが、ステージ構成が元々短い為、何度も挑戦していればクリアできるような設計になっていました。

 

当時僕はドンキーコングの難しさにクリアできませんでしたからね笑

 

また、難易度設定も選べるようになっているので、どうしてもクリアできない場合は難易度を下げて遊ぶことも可能です。

 

逆に言えばこういったアクションゲームに慣れている人からすると物足りなさを感じかもしれません。

 

マスクの力で特殊能力

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本作のタイトルにもあるように『マスク』を使ってステージだったりボスを倒したりしていきます。

 

マスクはいつでも使えるわけではなく、特定のステージに配置されており限定的に使える特殊能力みたいなものでした。

 

マスクの中には空を飛べたり、空中ダッシュが使えたり、暴走モードになったり、水の中を泳げたり、さまざまな特殊能力が使えました。

 

ただ、限定的なだけに個人的にはもうちょっとマスクを自由に切り替えて遊びたかったなーと少し物足りなさは感じた。

 

気になった所

ボリュームが少ない

唯一、残念だなーと感じたことがボリュームの少なさでしたね。

簡単に説明するとスーパードンキーコングの半分にも満たないボリュームでした。

 

ひとつひとつのステージ構成も短いし全4面各10ステージなので、全部で40ステージしかなかった。(+隠しステージ4つ)

 

今後DLCで増えていくかは不明ですが、1日あればすぐ終わってしまうボリュームなだけに物足りなさを感じました。

 

まとめ:Kaze and the Wild Masks

気軽にアクションゲームを遊びたい、お子さんと一緒に遊びたい、という人向けのゲームでした。

 

高難易度のアクションゲームを遊びたい!というゲーマーには物足りなさを感じてしまうと思うのであまりオススメはできないです。

 

ただ、どちらにしろ、面白いゲームなのは間違いないので個人的には色々な人に遊んでほしい作品だと感じました。

 

PS4とSwitchで発売されているので、是非遊んでみてください。