ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『ゴリ:カドリーカーネイジ』スケボーが凶器!?可愛い猫と宇宙旅行しながら気持ち悪いオモチャを切り刻む爽快感MAXのアクションアドベンチャー!【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、スケボーが凶器!?可愛い猫と宇宙旅行しながら気持ち悪いオモチャを切り刻む爽快感MAXのアクションアドベンチャー!『ゴリ: カドリー カーネイジ』のレビューをさせていただきます。

 

可愛い猫がスケボーに乗って爽快感MAXのアクションが体験できると知り早速プレイさせていただきました。

 

これね、びっくりするほどアクションが気持ちよくて、乗り物でもあり凶器でもあるホバーボードで敵をばっさばっさ切り刻みながら進む3Dマップは、テンションがめちゃくちゃ上がるほど最高に面白い。

 

デビルメイクライやベヨネッタとは違う、爽快感とスタイリッシュが掛け算されているアクションで、かつネオンカラーの世界観や自分好みの猫に見た目を変えられるスキンなど、しっかり可愛いも含まれている最高のゲームでした。

 

そんなゴリ: カドリー カーネイジを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

爽快感MAXのアクションを体験したい方、ネオンカラーやサイバーパンクな世界観が好きな方、3Dアクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • 爽快感MAXの戦闘アクションが楽しめる

  • 煌びやかなネオンカラーとグロテクスな表現がある意味可愛く思える不思議な世界観

  • ストーリーの最後がふわっとしていてクリアした気がしない

 

作品紹介

作品紹介
製品名 ゴリ: カドリー カーネイジ
ハード PlayStation4、PlayStation5、Switch、Xbox
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 Wired Productions、CouchPlay Interactive
開発元 Angry Demon Studio
発売日 2024年8月29日
総プレイ時間 7時間

 

プレイ後の感想

ネオンカラーの煌びやかな色使いとグロテクスな表現を組み合わせたサイケデリックな独特な世界観にスタイリッシュで爽快なアクションが組み合わさった最高に気持ちがいいアクションゲームでした

 

本作の世界観は、Cool-Toyz社というオモチャを製造している会社がある日「ウルトラペット」という究極のペットを作りだしたことがキッカケで事件が起こる。

 

ウルトラペットは歪んだおもちゃに変貌し、人類を絶滅させようと動き出す。

 

そんな時、ホバーボードに乗って突如現れた可愛い猫のゴリ。

ゴリはなんでもCool-Toyz社の中でも唯一ウルトラペットに愛を注いでいた人間「プロフェッサーY」飼い猫だったんですよね。

 

この状況に深刻さを覚え、ゴリは予想だにしない仲間たちの助けをかり、Cool-Toyz社の真実を突き止め、プロフェッサーYの行方を探すことになる。

 

というのが本作の世界観でもあり大筋のストーリーなのですが、ストーリーよりも見た目とアクションに重きを置いている本作は、とにかく爽快感MAXでめちゃくちゃ楽しい。

全8ステージある本作ですが、どのステージもネオンカラーで眩しく、襲ってくるウルトラペットは見た目も倒され方も、とにかくグロイ。

 

むしろグロ可愛いまでありますね

 

ゴリの乗っているホバーボードには武器が搭載されており、ホバーボードで高速移動しながらウルトラペットを切り刻んで倒していく様が本当に気持ちがいい。

 

時には高速回転して切り刻んだし、時には強力な一撃で複数の敵を一掃したり、時にはバズーカのような遠距離攻撃ができたりと、ホバーボードの使い方がとにかく上手い。

敵を倒すとドロップする通貨で強化することもできますし、スキンを買えばゴリの服や見た目を変えることもできます。

 

さらに、フォトモードを使えばカッコイイ一瞬、可愛い一瞬をスクショに収めることも可能で、結構自由度が高いんですよね。

 

アクション面はデビルメイクライベヨネッタのような高速でスタイリッシュな戦闘が楽しめる。

操作は難しくもないですし、複雑でもなく、いわゆる弱攻撃と強攻撃の組みあわせで沢山の技を出すことができるので、アクションゲームに不慣れなユーザーでも楽しくプレイすることができます。

 

そんな本作ですがストーリーは7時間ほどあればクリアできてしまい、ちょっとボリュームが少ないんですよね。

 

ここに探索やらエンドコンテンツがしっかり充実していれば、ストーリークリア後も楽しくプレイできるのですが、探索とエンドコンテンツが薄いんですよね。

 

よって、この素晴らしい世界をじっくり堪能する前に終わってしまうのが少し寂しい気持ちになりました。

 

ただ、荒廃した街並みやサイケデリックなステージは何処も丁寧に作られていますし、こういったクレイジーな作品が好きなユーザーには強くおすすめできる作品です。

 

よかった所

独特な世界観

本作は観てのとおりサイバーパンクといいますか、ネオンカラーの煌びやかな色使いとグロテクスな表現を組み合わせたサイケデリックな独特な世界観。

 

この色使いやオブジェクトの配置などが、ごちゃごちゃし過ぎず、サッパリし過ぎず絶妙にいいんですよね。

 

ステージによってはダウンタウントイショップ雨が降る都会など、様々な場所を訪れることになり、その度にスクショを取っては遊んでいました。

 

戦闘中もいつでもフォトモードが可能ですし、新しいステージへ訪れてはスクショが取りたくなるほど、意外と画になるのが不思議。

 

あるようであまりない、この世界観を是非体験してほしい。

 

簡単操作で爽快感MAX

猫のゴリが常にホバーボードに乗りながら、ここまでド派手で爽快なアクションが可能な本作ですが、実は難しい操作や複雑な操作は一切なく、アクションが苦手なユーザーでも簡単操作でプレイすることができるようになっています。

 

基本的には弱攻撃と強攻撃のように2種類の攻撃があり、弱攻撃では連続攻撃が可能でボスの体力も一気に削ることができ、強攻撃では敵のバリアを破壊できたり、複数の敵に対して強烈な全体攻撃をすることができます。

 

これらの戦闘ですが、PS5版の場合□ボタンと△ボタンだけでいいので、とっても簡単なんですよね。

 

ちょっとスタイリッシュな技を出そうとすればR1ボタンを押すだけでカッコいい技がでますしね。

 

簡単に言えば初代デビルメイクライのような簡単操作でスタイリッシュかつド派手な技が出せるようになっています。

 

自分好みの猫

本作の主人公であるゴリはとっても可愛い猫なんですが、なんとゲーム内のスキンで様々な猫に変更できたり、目の色、服装など、自分好みの猫に変えられることができます。

 

これ、猫好きにはたまらないと思うんですよね。

 

更にいつでもどこでもフォトモードが可能なので、カッコイイ姿や可愛い姿の一瞬をスクショに収められることもできます。

 

気になった所

グロ表現の規制

本作は可愛いとグロテクスを上手いこと融合しており、むしろグロテクスな表現すらも可愛く見えてしまう作りになっているのですが、残念ながら国内版はグロテクス表現に規制が入っています。

 

特に流血表現がなくなってしまっているんですよね。

本作を100%楽しみたい方はPS5版やswitch版ではなくsteam版をおすすめします。

 

探索要素は低め

作りこまれた3Dマップをホバーボードに乗って縦横無尽に駆け回ることができる本作ですが、残念ながら探索要素がほとんどない。

 

全8ステージある本作では各ステージに3つのパーツに分かれた鍵を集めることによってスキンアイテムが手に入ったり、エンドコンテンツとして楽しめる内容が用意されているが、探索してまで見つけるほどでもないので、ほぼほぼ一本道で進んでしまえばすぐにクリアできてしまう内容でした。

 

スキンアイテムや武器であるホバーボードの強化パーツみたいなものを探索しながら集めるというような内容の方が面白かったのに、そういった強化パーツは全てゲーム内ショップで購入することができるんですよね。

 

ここまで丁寧に作られた3Dマップだからこそ、探索も期待していたのに少し勿体ない気がします。

 

いまいちクリアした感がない

全8ステージをクリアすれば本作のメインであるストーリーをクリアすることができ、ハッピーエンドとなるはずが、ラスボスを倒してもゲームをクリアした手応えを全く感じることなく、気がついたらエンドロールが流れていて終わってしまった。

 

ラスボスもラスボス感がないですし、結局ストーリーもよく分からないまま、どこに着地したのかも分からず終わってしまったのが残念だった。

 

終わり方が続編に続くというか、いかにもDLCあります!みたいな終わり方というか、パっとしない終わり方で不完全燃焼でした。

 

まとめ:ゴリ: カドリー カーネイジ

今年発売されるインディーゲームの中で、かなり期待していた本作。

 

思った以上の爽快感あるアクションや世界観、そしてゴリの可愛さは想像以上によかった半面、どうしてもストーリーの終わり方が呆気なさ過ぎて、ゲームのボリュームが少なく感じてしまうところがマイナス点でした。

 

ただ、マイナス点はあるものの3Dプラットフォームゲームが好きなユーザーには強くおすすめできるゲームですので、是非気になった方にはプレイしてほしいですね。