ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

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【レビュー】PS『スピンテイル』前作の2D横スクアクションから3Dアクションアドベンチャーに生まれ変わった箱庭タイプのアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、前作の2D横スクアクションから3Dアクションアドベンチャーに生まれ変わった箱庭タイプのアクションゲーム『スピンテイル』のレビュー記事です。

 

こちらのゲームは前作『ゲックス』の続編にあたる作品なのですが、何故かタイトルが続編らしくない『スピンテイル』に変更されて発売された謎ゲー。

 

主人公のヤモリの声優はなんと「せんだみつお」で、これまた謎ゲー。

 

ゲームそのものは昔ながらの箱庭タイプの3Dアクションアドベンチャーになっていて意外と謎解き要素もあり面白かったです。

 

そんなスピンテイルを最後まで遊んだクリア後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介していきます。

 

インディーズゲームが好きな方、レトロゲームが好きな方、3Dアクションアドベンチャーのゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【6点】

 

  • 昔ながらの3Dアクションアドベンチャー

  • ステージひとつひとつのバランスが意外ととれている良作

  • せんだみつおの声が邪魔

 

作品紹介

作品紹介
製品名 スピンテイル
ハード PlayStation
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 バンダイ
開発元 クリスタル・ダイナミックス
発売日 1998年9月10日

 

プレイ後の感想

カメラワークが気になるところですが、ゲーム全体を見るとかなりバランスの取れた難易度で遊びやすかった

 

前作のゲックスが2D横スクロールアクションで鬼ムズ仕様のゲームだったのに比べ、本作は3Dプラットフォームのアクションゲームに生まれ変わり、子供から大人まで楽しく遊べる内容になっていました。

 

ただ、後半のステージでは一部難しいところがあったけどね。

 

主人公の体力は4つしかなく、すぐ敵にやられてしまうそうな少なさを感じるものの、敵の数だったり配置が絶妙な為、これが意外とゲームオーバーにならなかった。

 

いやらしい位置に配置されている敵が意外と居なかったんだよね

 

また、主人公がトカゲということもあり、壁に張り付いたり、天井に移動したり、特性を活かしたアクションも魅力的のひとつでした。

 

しかし攻撃アクションはスピンアタックしかなく、その他はジャンプのみ。

もう少し色々なアクションが欲しかったところ。

 

回復ポイントは多く、落ち着いて進めばそれほど苦戦するような内容になっていなかった為、ストレスなく楽しく遊べました。

 

本作は、マリオ64やバンカズといった箱庭タイプのステージになっているのですが、ステージを始める際、最初は簡単なミッションを選択させステージになれると難しいミッションへと挑戦できるので、達成感がありました。

 

いきなり難しいミッションからも遊べるので個人的には高評価だった

 

また、ゲーマー向けに収集アイテムや隠しアイテムなど、エンドコンテンツもそれなりに用意されているので100%クリアする楽しさもしっかり用意されていました。

 

ただ、個人的にはゲームそのものよりも、主人公の「レノ」が可愛くてずっと眺めていました笑

 

特殊なステージのみレノの衣装が変わる演出があり、細かいところまでこだわっているのが伝わってくるゲームでしたね。

 

よかった所

難易度が丁度いい

クリア後の感想でもご紹介したように、ゲーム全体の難易度がバランスとれていて遊びやすかった。

 

はじめのステージは緑溢れる可愛らしいステージだったのに比べ、後半になるとギミックがたくさんあるホラー要素たっぷりのステージだったり、即死が多い宇宙の激ムズステージだったり、個人的には大満足な難易度でした。

 

遊び心がある

『各ステージごとに隠しアイテムを集めることができる』ゲーマー向けのコンテンツが用意されている他、個人的に好きだったのが、特殊なステージに入ると主人公レノの衣装が変わる演出が可愛かった。

 

ゲームをクリアするのにまったく関係ないことなのですが、こういったファンを楽しませてくれる細かい演出にスタッフのこだわりを感じることができました。

 

気になった所

せんだみつおの声が邪魔

本作の主人公「レノ」の声優をなぜか「せんだみつお」が担当しているのですが、ゲーム中にずっとギャグを喋っていて、意味不明だしマジで邪魔でした。

 

当時、せんだみつおが売れていたのかは分かりませんが、関連性もないし世界観が崩壊していてマジで疑問。

 

これさえなければ、かなりの良作になってる内容のゲームなだけにかなり残念でした。

 

カメラ操作&カメラワークが最悪

とにかくカメラワークが最悪。

 

視点が自動で切り替わるON、OFFシステムが導入されていることはいいのですが、OFFにしても結局勝手に切り替わることが多いし、画面が常にグラグラするので3D酔いする方はかなり注意が必要。

 

ゲームに慣れている僕さえ酔いそうになりました。

 

まとめ:スピンテイル

同じ初代プレステ作品である『クラッシュバンディクー』『スパイロ』と比べるとクソゲーと言われそうな内容ですが、僕にとっては味のあるレトロゲームを楽しめたという感覚で面白かったです。

 

グラフィックも綺麗ですし、当時遊んでいたら今よりもハマっていただろうね。