ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『ディズニー エピックミッキー:Rebrushed』ダークファンタジーで不気味な世界を大冒険するちょっとホラーなミッキーの物語【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、ダークファンタジーで不気味な世界を大冒険するちょっとホラーなミッキーの物語『ディズニー エピックミッキー:Rebrushed』のレビューをさせていただきます。

 

先日、体験版レビューをさせていただきましたが、改めて本作についてご紹介させていただきます。

 

本作は元々Wiiで発売されたシリーズの第1作目でJunction Point Studios(ジャンクション ポイント スタジオ)が開発し、2010年11月に欧米でディズニー・インタラクティブ・スタジオより発売されたWii用ゲームソフト。

 

日本版は2011年8月4日に任天堂より発売されました。

 

当時はWiiリモコンとヌンチャクを使い、魔法の筆を巧みに操りクリアを目指す3Dアクションゲームとして人気があり、続編のディズニー エピックミッキー2:二つの力がリリースされたり、3DSでディズニー エピックミッキー:ミッキーのふしぎな冒険が発売されたりと、知らない人も多いかもしれませんが、実は人気シリーズなんですよね。

 

今回はそんな人気シリーズの第一弾のリメイク作品ということもあり、かなり期待していて早速プレイさせていただきました。

 

そんなディズニー エピックミッキー:Rebrushedを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

ディズニーが題材のゲームが好きの方、3Dアクションゲームが好きな方、ダークファンタジーのゲームが好きな方におすすめのゲームです。ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

作品紹介

作品紹介
製品名 ディズニー エピックミッキー:Rebrushed
ハード PlayStation5、Switch、Xbox
ジャンル 3Dアクション
発売元 THQ Nordic
開発元 Purple Lamp
発売日 2024年9月23日
総プレイ時間 14時間

 

プレイ後の感想

wii版と比べグラフィックが一新され美しくもダークファンタジーな表現がさらに増し、操作性も軽快でとても遊びやすくなっていました

 

本作の世界観は、忘れ去られてしまったディズニーのキャラクターたちが住む世界「ウェイスト・ランド」を舞台に、ミッキーマウスが魔法の筆を手に壮大な冒険を繰り広げるというストーリーなのですが、そもそもミッキーの悪戯で「ウェイスト・ランド」が崩壊へと進んでしまうところから始まっていくだけど、それに罪悪感を感じたのかミッキーが必死になって冒険していくんだよね。

 

そして本作の魅力はやっぱり魔法の筆。

 

魔法の筆で描いたり消したりすることが本作の肝となるアクションで、見えない足場やオブジェクトを筆で見えるように描いたり、邪魔な障害物を筆で消したりすることができる。


また、敵も同様に魔法の筆で攻撃することができたり、仲間にして操ることも可能。

ただ、敵を倒すだけではなく、戦闘アクションも豊富なので遊びが広がって面白いですよね。

 

また、スピンアタックでオブジェクトを壊すと体力を回復させるハートや、インクなどがドロップするようになっており、体力の心配はしなくてもいいのでガンガン攻めた戦闘が楽しめますし、魔法の筆も積極的に使い、隠されたアイテムや見えない通路など隠し要素を探しながら探索することもできるので、最高に面白かった。

この魔法の筆を使って様々なギミックや謎解きをクリアしていくこととなりますが、Wiiの場合、ヌンチャクとリモコンを操作しながらプレイしていましたが、今回はコントローラーで操作することとなります。

 

プレイする前は、どのような操作感になるのかワクワクと不安がありましたが、思っていた以上に簡単でボタンひとつで再現されていました。

 

PS5版とswitch版どちらもジャイロ機能が使えますので、体感型としても面白かった。

 

そして探索については、3Dプラットフォーム横スクロールステージ両方プレイすることができる。


横スクロールステージに関してはスーパーファミコンで発売された「ミッキーのマジカルアドベンチャー」を思い出したぐらいしっかり作られていました。

 

また、横スクロール世界では3D世界と違いBGMがディズニーランドで流れているようなウキウキさせてくれるBGMが多いので、ついつい踊りたくなるほど面白かった。


3D世界では同じエリアにいくつかの収集アイテムがあるので、集める楽しさや見つけるワクワク感があった。

そして最後に謎解きですが、謎解きのほとんどは魔法の筆を使い、攻略していくのですがこれが意外と面白い。


このオブジェクトは消せるのかな?ここの壁は消えるのかな?など、常に周りにあるもに対して好奇心が生まれる。

 

大人でもここまで楽しくプレイできたので、子供ならそれ以上にワクワクしながらプレイできるかと思います。

 

ディズニーを題材にしているゲームなだけに、どんなユーザーでも楽しくプレイすることができると思いますので、かなりおすすめのゲームです。

 

よかった所

ディズニーランドでお馴染みのアトラクション

本作はディズニーの世界観を題材にしており、ミッキーを操作して攻略していくアクションゲームなだけに、冒険するステージはディズニーランドでお馴染みのアトラクションがパロディーとして登場します。

 

例えばイッツ・ア・スモールワールドに扮したボスやカリブの海賊、そしてホーンテッドマンショントゥーンタウンなど、それっぽいステージが登場し、実際にそこを冒険できる楽しさはディズニーファンなら誰しもが楽しくなってしまうほど完成度が高かった。

 

ディズニーと言えば夢と魔法の世界でワクワクドキドキさせてくれますが、本作のようにダークファンタジーなディズニーの世界観で体験するアトラクションは、いつもと違うワクワク感があり、プレイしていて面白かった。

 

ギミックや謎解きに関しては大人でも楽しめるほど歯ごたえのあるものばかりで、新しいステージへ行くたびにワクワクさせられました。

 

ただ、ストーリを進めてしまうと二度とクリアできなくなってしまうサブクエストがあるので、完全攻略を目指す方はしっかり探索する必要がありますので要注意です。

 

シームレスに流れるようにステージ攻略

本作は昔ながらの箱庭タイプのステージが続くアクションゲームなのですが、基本的にはシームレスにステージ移動することができ、ほとんどロードがなくサクサクプレイすることができました。

 

3Dステージから2Dステージへ移行する際、多少のロードが入りますがPS5版だったからなのか、全く気にならないんですよね。

 

ステージも選択しながら進むというよりもストーリーに沿って進むので、迷うことなく次々新しいステージを攻略できるスピーディーさは、もはや気持ちがいいぐらい止め時が分からず、時間を忘れてプレイすることができました。

 

気になった所

日本語音声は欲しかった

本作は残念ながら日本語音声はなく字幕のみなのですが、そんな字幕も消えるのが早く目で追っていると内容が入ってこないんですよね。

 

せっかくのディズニーゲームかつミッキーを操作できるゲームなので、日本語音声は欲しかったところ。

 

子供が遊んでも楽しめるゲームなだけに少し気になりました。

 

まとめ:ディズニー エピックミッキー:Rebrushed

今回リメイク版のクオリティーが予想以上によく、これは流行ってほしいという気持ちで今回レビューさせていただきました。

 

王道の3Dアクションゲームに加え、ディズニーであるワクワク感は残しつつ、ここまでダークファンタジーに仕上がっているディズニーゲームって他に類を見ない面白さなので、気になっている方は是非プレイしてみてください。