ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Astor: Blade of the Monolith(アストール:ブレード オブ ザ モノリス)』1000年前に消えてしまった古代人の謎を解き明かす壮大な物語のアクションRPG【評価・感想】

こんにちは!ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、1000年前に消えてしまった古代人の謎を解き明かす壮大な物語のアクションRPG『Astor: Blade of the Monolith(アストール:ブレード オブ ザ モノリス)』のレビューをさせていただきます。

 

2022年に発売されたブルーファイアというアクションゲームにキャラクターデザインやグラフィックがともて似ていて、ずっと気になっていたんですよ。

 

しかし実際にプレイしてみると世界観や戦闘アクションは面白かったものの、没入感はあまりなく、ストーリーも雑な作りでユーザー置いてけぼりだったんですよね。

 

アクションRPGということもあり、色々なエリアを探索したり冒険したり、凄く楽しみにしていたのに、その点においても「どうしてこうなった?」と疑問に思うことがあり、正直プレイしていて退屈でした。

 

そんなAstor: Blade of the Monolithを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【3点】

 

  • 探索する度に一度クリアしたメインストーリーを何度もやらされ、とても面倒くさいシステム

  • ストーリーが飛び飛びかつ雑で退屈

  • キャラクターデザインや世界観は良いだけに凄く勿体ない作品

 

作品紹介

作品紹介
製品名 Astor: Blade of the Monolith(アストール:ブレード オブ ザ モノリス)
ハード PlayStation4、PlayStation5、Switch、Xbox
ジャンル アクションRPG
発売元 Versus Evil、 タイニービルド・ゲームズ
開発元 C2 Game Studio
発売日 2024年5月31日
総プレイ時間 15時間

 

プレイ後の感想

敵の攻撃をパリィで弾き、スタイリッシュなコンボでド派手な戦闘アクションは面白かったものの、アクションRPGとしては没入感や自由度がなく、淡々とクエストを消費するちょっと退屈なゲームでした

 

まずは本作の世界観ですが、かつて栄えた古代の種族によって生み出された知性ある創造物「ディオケック族」が暮らす、生命力にあふれた惑星グリーズが舞台となっており、自分たちを創造した古代人が姿を消したあと、ディオケック族は平和に暮らしていた。

 

しかし、それも悪意に満ちた生物、ヒルトシック族が襲撃をはじめたことにより終わりを告げる。

 

邪悪さを増していくヒルトシック族の脅威をどうにかするため、ディオケック族の若き戦士でもある「主人公アストール」は、惑星グリーズの各地を旅して、彼らを創った創造主が遠い昔に謎の失踪を遂げた理由を解き明かす旅へと出る。

 

果たして創造主が何故失踪を遂げたのか?そして、このタイミングでヒルトシック族が何故襲撃を始めたのか?その謎を解明すべくプレイヤーはアストールと共に広大な冒険へ出かけることとなる。

 

といった世界観となっており、ストーリーは至ってシンプルで何を追い求めているのか、何処へ向かっているのか、どういったものはハッキリと分かるものの、ストーリーの展開が色々と雑と言うか、飛び飛び過ぎてあまり没入感はなかった。

 

本作の舞台となっている惑星グリーズは色鮮やかな惑星で冒険心がくすぐられるような世界が広がっており、仲間でもある「ディオケック族」達の力を借りて、冒険することとなるのですが、残念なことに自由度は低かった。

フィールドはそこそこ広いが無駄に広いといった感じで遊び心がなく、ほとんど寄り道や探索することもなくストーリーにそって移動するだけ、またマップもないので、一本道のような感覚の中、冒険することとなります。

 

一応サブクエもあるが、あまりやる意味を感じなかったし、探索が好きな僕からすると結構残念な要素でしたね

 

冒険するエリアは全部で17ステージと意外にも数は多いと思うのですが、本作に関しては冒険することが結構面倒くさいと思う点がありました。

 

それは、一度クリアしたエリアを再度探索しようと思っても、ストーリーを1から再度プレイさせられるという点。

これ、どういうことかというと、例えば一番初めに訪れる砂漠エリアですが、一通りメインストーリーをクリアし、「宝箱」「強化のかけら」といったアイテムを回収しようと再び訪れて探索しようとすると、リプレイしますか?と表示され、リプレイを選択すると何故かクリアしたメインストーリーがリセットされ、再び攻略しなくてはいけない。

 

何が面倒くさいかって、メインストーリーをクリア後、自由に砂漠エリアを周りたいのに、リプレイするせいでメインストーリーをクリアしたことになっていないので、自由に探索ができないんですよ。

 

更に面倒なのが、クリアしていない状態であれば、目的地に黄色いアイコンが表示され、その場所に行けばストーリーが進むのですが、一度クリアしたメインストーリーのリプレイの場合、アイコンが表示されなくなるんですよね。

これバグなのか仕様なのか分かりませんが、何処へ行けばいいか忘れてしまった場合、マジで面倒くさいです。

 

詰むことはないものの、目的地が表示されなくなるから、時間の無駄になるんですよね。

 

ただ回収し損ねた「宝箱」「強化のかけら」が欲しいだけなのに、1からやり直しさせるのはどうかしてる。

さらに面倒なのが、初めて訪れたエリアでは全ての箇所を周ることができず、他のエリアで手に入れた特殊な力を使わないと先へ進めないギミックがあるので、全てのアイテムを回収したいと思うと最低でも2回は訪れる必要があるんですよ。

 

となると、そのエリアのメインストーリーを最低2回はクリアしなくてはないけない仕様となっている為、探索したい!という欲求よりも、面倒くさいという気持ちが勝ってしまうんですよね。

 

これに関してはとても残念でした

 

ただ、ひとつ救いだったのが戦闘アクションの面白さ。

敵を浮かして連続攻撃したり、パリィで攻撃を弾いて一気に攻めたり、コントラストと言う特殊能力を使えば、味方のモンスターを召喚したり巨大なブロックなどを敵の頭上に落とせたりするので、戦闘アクションの幅は広かった。

 

また、使用できる武器は大剣、拳、槍、ハンマーといった4つの武器が使用可能となっており、メイン武器、サブ武器を予め設定しておけば、戦闘中瞬時に入れ替えて戦うことができます。

純粋に楽しい戦闘アクションなのですが、1つ気になったのがロックオンの使いづらさ。

 

本作のロックオンは戦闘中であっても、モンスター以外のアイテムにもロックオンしてしまうし、ロックオンのマーカーの色が非常に見づらく、今どこにロックオンしているのかがハッキリと見えないんだよね。

 

なので、ボス以外の敵はロックオンせずに戦っていましたね。

 

また、この手のジャンルのゲームの醍醐味でもある謎解きやギミックについてですが、正直全く面白くなかった。

というか、そもそも無いに等しいレベルなんだよね。

 

せっかく古代遺跡のようなステージを攻略することになっても、一本道で進むだけ。

ここまでやることがないと、何を楽しめばいいのか正直難しかった。

 

先日レビューさせていただいた、『Kaku Ancient Seal(カク エンシェントシール)』のように面白いインディーゲームもあるが、本作置いてはその逆。

 

ゲームデザインは良かったものの、足りないものが多すぎた作品でしたね。

 

良かったところ

スタイリッシュな戦闘アクション

個人的には戦闘アクションしか良かったと思えるところがなかった。

 

扱える武器は大剣、拳、槍、ハンマーといった4つの武器が使用可能となり、それぞれ固有のアクションや必殺技を解放することにより、使えるようになるのですが、意外とド派手な戦闘が楽しめた。

 

大剣は見た目に反して隙の無い連続攻撃ができ、拳は敵を吹き飛ばしたり特殊な壁を壊せる能力を持ち、槍は広範囲の攻撃が可能なので、敵に囲まれた際かなり有効な武器、そして最後にハンマーですが、ハンマーはほとんどの雑魚敵に有効で、攻撃する度に敵が怯むので動きが重たいがフルボッコできる強力な武器なんですよ。

 

適材適所に個性が活かされている武器ばかりで、全ての武器に言えるですが、中でもパリィが良い味を出していて、雑魚敵でもボスでもできるんですよ。

 

パリィが決まれば敵は怯み、すかさず連続攻撃を決められるので、ここが一番気持ちよかったね。

 

今回難易度ハードでプレイさせていただきましたが、ボスがしっかりと強く、ソウルライクのように、ヒット&アウェイで戦うことができます。

 

アクションだけ見ればおすすめなんですけどね。

 

気になったところ

バランスが悪い成長システム

先ほどご紹介した4つの武器ですが、セーブポイントで「強化のかけら」というアイテムを使用すればスキルを習得できたり、多少強化することができるが、そのほとんどを序盤で終えてしまう為、終盤でやることがなくなってしまう。

 

各エリアには宝箱が隠されていて、中にはアストールの体力やスタミナをアップさせるアイテムがあるものの、攻撃力や防御力といった戦闘ステータスを上げることができなんですよ。

 

なので、武器の強化が序盤で大体終わってしまう為、敵に与えるダメージ数は全く変わらないし、終盤の敵は強くなっていくのに、アストールの防御力は上がらないので、受けるダメージ量がかなり多いんですよね。

 

敵だけが強くなっていき、アストールの強さが序盤とあまり変わり映えしないんですよね。

 

アクションゲームなのかRPGなのか、どうも中途半端に感じてしまった。

 

まとめ:Astor: Blade of the Monolith(アストール:ブレード オブ ザ モノリス)

僕の中では期待外れの作品でした。

 

一本道で自由度がないという点が気になりつつも、そこはまだ許せる範囲で、やはりストーリーに没入感を持たせることが一番重要だと感じましたね。

 

せっかくそれっぽいストーリーがあるにも関わらず、全く活かしきれていないというか、上手く表現できていないところが歯がゆかった。

 

おすすめ出来るか?と聞かれると本作はあまりおすすめできませんね。