ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

ゆあのゲームブログ


【レビュー】『007 First Light(ファースト・ライト)』映画のような演出だけどゲームとしては微妙?スパイ色が強くTPSゲームとして薄かった【評価・感想】

こんにちは! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、映画でも大人気007シリーズを基にした『007 First Light(ファースト・ライト)』のレビューをさせていただきます。

 

本作は映画では語られていないもうひとつの007シリーズということで、若きジェームズボンドを描いているだけあって凄く期待していました。

 

実際にプレイしてみると映画さながらの演出で迫力がありつつも、ゲームとしてはどうなんだろう?と思ってしまった部分も多々ありました。

 

そんな007 First Light(ファースト・ライト)を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

007シリーズが好きの方、映画のようなゲームが好きな方、サバイバルゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【6点】

 

  • 映画なさがらの演出だがゲームとしては微妙なところも多い

  • 銃撃戦よりも接近戦やスニークアクションがほとんど

  • Qの発明品やボンドカーと言った派手な演出はほとんどない

 

作品紹介

作品紹介
製品名 007 First Light(ファースト・ライト)
ハード PlayStation5、Switch2、Xbox
ジャンル アクションシューティング
発売元 IOインタラクティヴ
開発元 IOインタラクティヴ
発売日 2026年5月27日
総プレイ時間 20時間

 

プレイ後の感想

初めからドンパチ銃をぶっ放すゲームではなく、映画007のように、まずはゆっくりとストーリーが進み、時にイギリスジョークを交えながら進行していく映画スタイルなゲームでした

 

まずは本作の世界観ですが、若き海軍パイロット、ジェームズ・ボンドは、勇敢な行動が評価され復活を遂げた伝説の00部隊からスカウトされる。

 

しかし、スパイ殲滅作戦は最悪の結末を迎える。

 

厳格な上官グリーンウェイと共に、ボンドは国家を揺るがす巨大な陰謀に立ち向かうという、映画なさがらのストーリーとなっていて、いきなり00の称号を持っているわけではなく、ストーリーを進めながら、周りに認められ007になっていく過程が、若き頃のジェームズボンドを描いているようでした。

まずゲームを始めると仲間達と共に訓練するシーンが始まるのですが、これが全てチュートリアルになっていて、とてもオシャレな演出だと感じましたね。

 

また、映画にも登場するQのラボはゲームの世界でも忠実に再現されており、どこを見てもワクワクするような発明品ばかり。

映画でお馴染みのMや009なども登場しストーリーを盛り上げてくれるのですが、ゲーム開始1時間ぐらいは没入して楽しめたのですが、そこからというものゲームとして盛り上がるまでが長い。

 

というのも、映画っぽい演出や構成を忠実に再現しているのは凄く良かった思う反面、今遊んでいるのはゲームなわけで、ゲームにしては静かすぎた。

 

まず、敵との戦闘は殴って、蹴って、突き飛ばすといった基本肉弾戦。

やはり今までの007シリーズのゲームと言えば、調査、潜入、探索はもちろんのこと、それよりも数多い種類の銃を見境なしにぶっ放すのが楽しかったのですが、本作にはそういったシーンは後半にしかなく、あくまでストーリーに忠実な為、限られたシーンのみなんですよね。

 

銃撃アクションも気持ちのいいものではなく、あまり自由度を感じなかった。

 

例えば、他の007シリーズのゲームだと、潜入中に実弾が使えなくても、ゴム弾や麻酔弾で相手を怯ませたり、眠らせて任務を遂行するという演出があるが、本作には一切そういったことがなく、ひたすら調査、探索させられるだけ。

あくまで、潜入と調査のスパイ行為を演出してのことなんだろうけど、個人的には物足りなさを感じた。

 

カーチェイスなどの車アクションも所々出てくるのですが、いわゆるボンドカーのような改造された車ではなく、普通の車。

やっぱり、車からマシンガンを撃ったり、火を噴いたりとボンドカーの憧れがゲームをプレイしていて感じられなかった。

 

また、NPCとの会話にいちいち選択肢を選ばされるのも面倒でしたね。

 

これもまたスパイ行為をしている演出なんだろうけど、ここはスムーズに話しを進めて欲しいと思った。

 

選択肢によって状況が大きく変わるならまだしも、そういった感じではないんだよね。

 

スパイらしく人の話しを盗み聞きし、そこからヒントを手に入れて調査、探索するのスタイルは良かったけど。

 

ただ、Qからもらった発明品を使うには街中にあるアイテムを使い充電する必要があり、これがとにかく面倒。

 

どこに充電できるアイテムが落ちているか分からないし探索するのが面倒なんだよね。

 

目の前にQのアイテムを使いたい場面があるのに、充電が切れていると使えないからストーリーを楽しみたくても、半ば強制に探索させられるから、テンポが悪すぎると感じてしまった。

 

ゲームを始めて5時間ほどで、こういった感想を抱いてしまったので、今までの007シリーズのゲームをプレイしている人はここで面白くないと判断してしまう人も多いかと思う。

ただ、ストーリーが進むにつれ、Qの発明品を応用したり、ミサイルで敵を一掃したり、それこそ銃撃戦も派手になってくるなど、映画のクライマックスのような盛り上がりをみせるが、ここまで来るのにやっぱり長い。

 

むしろここまでが退屈だと思ってしまう

 

なので、TPSのゲームを遊ぶぞ!と思うよりも、007の映画を体験したいと思えるファンにおすすめの作品です。

 

良かったところ

スパイとしては面白い

調査、潜入、探索とスパイ要素がふんだんに盛り込まれており、スパイゲームとしては最高に面白かった。

 

NPCの自然の会話の中、重要なヒントだけを聞き分ける「盗み聞き」や、ガードマンをQの発明品で怯ませ、その隙に立ち入り禁止区域に潜入しヒントを見つけるなど、映画さながらのアクションが楽しめました。

 

また、砂漠、船の上、雪山、リゾート地など、目まぐるしく潜入する場所が変わり、どんどん先へ先へ進めたくなる演出も映画さながらでした。

 

気になったところ

映画のような演出だが・・・

映画のような演出が楽しかったのはあるとして、ゲーム全体と見ると微妙なところも多々ありました。

 

まず戦闘についてですが、プレイ後の感想でもご紹介したように、007といえば、銃撃戦を期待する人も多いはず。

 

しかし、本作は戦闘はほとんどが殴る蹴るの接近戦ばかりなんですよ。

 

ストーリー終盤でようやく銃撃戦が激しくなるのですが、それも長くはなくあっと言う間に終わってしまう。

しかも、ほとんど一本道で進むため、寄り道することもなく、わらわら現れた敵を適当に撃てば進めてしまうんですよね。

 

武器も種類が多いわけではないですし

 

今回、難易度ノーマルでプレイしてからなのか、もう少し戦略的に戦闘を楽しみにたかった。

スニークアクションもありますが、明らかに別の敵から見える位置で敵を倒しても、反応しなかったり、ガバガバなところも正直微妙に思ってしまった。

 

これもすべて難易度によるものなのであれば、僕のように戦闘をより楽しみたい方は難易度ハードをプレイすることをおすすめします。

 

まとめ:007 First Light

僕の中で期待値が高すぎたせいか、今までの007シリーズのゲームと比べてしまっている部分もあるが、期待していたわりにはあっさりと終ってしまった。

 

世界観は違うのですが、アンチャーテッドのようなドラマ体験ができると思っていたんだよね。

正直全くそうではなかったので、僕のようにそういったものに期待している人は序盤で気持ちが離れてしまうかもしれない。

 

ただ、後半盛り上がってはくるので、それを信じて最後までプレイしてほしいです。